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住宅の価格表示の基準知ってますか?

住宅知識

住宅の坪単価の表示方法にはなんの基準もありません。それぞれの会社が独自に決めて行っているものです。その値段で判断することは非常に危険だと思います。

 

 

実際に坪単価というときに住宅のどこまでの価格が含まれているのでしょうか?

建物本体の価格、付帯工事費用、各種申請費用、諸経費など、住宅を建てる際には様々な費用がかかってきます。含まれているものが各社によって違っていては正確な比較はできません。

また、そこには職人さんの技術だったり手間が入っています。だからこそ表示されている値段だけで比較するのではなく、その会社の工事現場へ訪れてみてしっかりと施工されているのか、職人さんの腕を自分の判断できる範囲で確かめてみるのもいいと思います。また、そこの会社で建てた人、実際にすんでいる人に話を聞くのがいいと思います。会社の人と話すのはその後でいいと思います。自分の会社を悪くいう人はいません。だからそれは自分で判断したあとに・・・

消費者側からみればしっかりとした統一ルールをもった価格表示をしていただきたいものです(住宅会社が価格表示をするならば)。広告にありがちな※印によって小さな文字で細かく書くのではなく、誰しもが誤解しないように。

また、住宅によっては価格を表示できない場合があります。表示できるということは大きさ、設備、全てのものが決まっているからできることであって、それぞれの家族にあわせたり、その土地にあった住宅をつくっている会社では既製商品と違って一概に坪単価や住宅価格を表示できるわけはありません。

とはいえ、坪単価のような比較的わかりやすい目安は必要だと思いますが、以上のような理由からそれほど有効な判断基準ではないと思います。だから、自分で確かめた後は、しっかりと説明してくれる人がいる会社、親身になって相談にのってくれる人がいる会社を選んでいくことがいいと思います。坪単価を表示している会社であれば何が含まれているのかをしっかりと説明してくれる、表示していない会社であれば、表示していない理由をしっかりと説明できるなど。

消費者にとって住宅は大きな買い物です。それだけにしっかりとした情報をもって検討していただきたいと思います。

 

【企画広報室 松山】

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